色絵薄墨墨はじき四季花文花瓶

色絵薄墨墨はじき四季花文花瓶

色絵鍋島の伝統を継承する今右衛門窯の当主で,人間国宝の十四代今泉今右衛門の大壺です。

鍋島の代表的な墨はじきの技法と,父である十三代が取り入れた吹き墨の技法,そして十四代が生み出したプラチナ彩の技法を組み合わせた,今右衛門の集大成のような一点です。

あえて色絵を用いず墨とプラチナ彩だけで,朝顔・牡丹・萩・撫子・橘・椿・桃・柘榴など四季の花や果実を全面に描き,余白に十四代のトレードマークでもある雪の結晶紋を墨はじきであしらってある,作家の卓越したセンスが見事に反映されている作品です。

 

 

説明

■作家 :十四代今泉今右衛門  Imaemon Imaizumi 14th
■プロフィール :国指定重要無形文化財保持者 色鍋島今右衛門技術保存会会長 有田陶芸協会会長 日本工芸会理事・西部支部幹事長 日本陶磁協会賞 紫綬褒章 MOA岡田茂吉賞優秀賞 個展他多数 校・武蔵野美術大学卒 師・鈴木治 十三代今泉今右衛門 佐賀県出身 昭和37年生まれ

■サイズ : W32.8cm×H28.5cm
■価格 : お問い合わせ下さい
■備考 : 共箱

作品紹介に戻る